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フリーランスの仕事内容はスキルによって違う!
僕の場合はキャラクターデザイン・イラスト・グラフィック/ウェブデザインなどを中心に制作をしているフリーランスですが、その他にもウェブデザイナー・動画編集・ライターなど様々な業種のフリーランスの方がいます。
それぞれのフリーランスの仕事内容はスキルなどによって以下のように様々です。
- クライアントの要望やコンセプトからイメージ・イラスト・構図を制作できる
- イラストが描ける
- イラストソフトが使える(Illustrator・Photoshop・CLIP STUDIO PAINTなど)
- クライアントの要望から、目的達成・問題解決できるデザインができる
- 内容に適したデザインができる
- デザイン系のソフトが使える(Illustrator・Photoshop・InDesignなど)
- クライアントの要望から、目的達成・問題解決できるデザインができる
- 内容に適したデザインができる
- HTML・CSS・CMS・JavaScriptなどの知識がある
- ウェブ系のソフトが使える(XD、Figma、テキストエディタなど)
- クライアントの要望から、目的達成・問題解決できるシナリオ・絵コンテが書ける
- 撮影に関する機材の選定・設定ができる
- ターゲットに適した編集、視聴者を意識した編集ができる
- 動画ソフトが使える(After Effects・Premiere Proなど)
ライターのスキル
- 物事の内容を正確に捉えて、相手に伝える知識がある
- ニーズを把握した記事が書ける
- 情報収集ができる
- ウェブの場合はSEOライティングができる
ざっくりとですが、以上のように様々なフリーランスの人たちがスキルを活かして仕事をしています。
個人的にはソフトが使える技術的なスキルより、クライアントの要望から目的達成・問題解決できる発想・アイデア・考え方のスキルの方を磨く方が重要だと思います。
フリーランスクリエイターの仕事って、人それぞれだね。また、新しいスキルを身につければ仕事の幅もどんどん広がるね。
僕の場合の仕事内容
僕の場合はキャラクターデザイン・イラスト・グラフィック/ウェブデザインなどが中心になります。肩書きで言うと、イラストレーター&デザイナーになります。
ちなみに元々イラストやデザインが好きで、デザイン学校からデザイン会社に就職してグラフィックデザインをやりながら、ウェブデザイン・キャラクターデザイン・イラストのスキルを身につけてフリーランスになりました。
デザイン会社ではデザインの他にイラストも担当させてもらったりしたので、勉強になったよ。
では実際どんな仕事の内容なのか見ていきましょう。
キャラクターデザインのお仕事
キャラクターデザインのお仕事は企業や自治体、広告代理店などからキャラクターデザイン制作の依頼を受け、要望を元にデザインを提案して納品するお仕事です。
キャラクターデザインはキャラクターに込めるメッセージを理解して、それを表現できるようデザインします。
具体的な例として以下のような依頼が多いです。
- 企業のキャラクターデザイン (会社のマスコットキャラクターなど)
- 商品のキャラクターデザイン (商品パッケージのキャラクターなど)
- サービスのキャラクターデザイン (ウェブサービスのキャラクターなど)
- SNSのキャラクターデザイン (企業のSNSアカウントのナビゲーターなど)
- 書籍のキャラクターデザイン (書籍に登場する人物など)
- ゲームアプリのキャラクターデザイン (ゲームの登場人物など)
キャラクターはアイキャッチとして商品・サービスをアピールするのに適しているので、上記のような依頼が多くを占めています。
キャラクターデザインはかわいさだけではなく、コンセプトを体現できているかが重要だよ。
イラストレーションのお仕事
イラストのお仕事もキャラクターと同様、主に企業や広告代理店から依頼を受けて制作します。
イラストは内容を伝える役割もあるので、しっかり内容を理解した上で構図やレイアウトを考えて制作する必要があります。
具体的な例として以下のような依頼が多いです。
- 印刷物のメイン・カットイラスト
- 書籍のメイン・カットイラスト
- ポスターのイラスト
- ウェブサイトのメイン・カットイラスト
イラストについては印刷物やウェブサイトのメインイラストやカットイラストが多いです。
イラストは写真と同じくらいデザインでは重要な要素。案件によってタッチを変える事も多いよ。
グラフィックデザインのお仕事
グラフィックデザインはパンフレット・リーフレット・名刺・図版など種類は多岐に渡ります。お仕事は企業や広告代理店、個人の方からも依頼を受けます。
グラフィックデザインは見る人に対して商品をアピールしたり販売するツールですので、いかに商品・サービスを分かりやすく説明・理解させる、または人にアクションを起こさせるかが重要です。
具体的な例として以下のような依頼が多いです。
- パンフレット・リーフレットの構成・デザイン
- 名刺のデザイン
- グッズのデザイン
- パッケージのデザイン
- インフォグラフィック
グラフィックデザインについてはデザインのみの場合や、印刷込の場合など様々です。
グラフィックデザインは印刷物が多いから印刷の知識もある程度必要になるね。
ウェブデザインのお仕事
ウェブデザインはLPデザイン・企業サイト・バナーなどお仕事は企業や広告代理店、個人の方からも依頼を受けます。
ウェブデザインはユーザーに対して商品・サービスをアピール、販売するツールですので、商品・サービスを分かりやすく説明・理解させて、自然な導線で購入・お問合せなどのコンバージョンに結びつけるようにデザインします。
具体的な例として以下のような依頼が多いです。
- ウェブサイトのデザイン
- バナーデザイン
- アイコンデザイン
ウェブデザインについてはサイトデザインもありますが、結構バナーデザインも多いです。(※バナーデザインはグラフィックデザイン寄りなんですが…。)
ちなみに僕は簡単なコーディングしかできないので、基本はウェブデザインのみを受けています。
ロゴデザインのお仕事
ロゴデザインは企業や広告代理店、個人の方からの依頼を受け企業ロゴ、サービスロゴなど様々なロゴをデザインします。
ロゴデザインは企業・サービス・商品に込めた想いなどを図案化するものです。ロゴは「顔」になるものですので、アイデア出し・選定・調整など制作工程が意外と多いです。
具体的な例として以下のような依頼が多いです。
- 企業ロゴデザイン
- 商品ロゴデザイン
- サービスロゴデザイン
- ブランドロゴデザイン
- ウェブサイトロゴデザイン
ロゴデザインについてはデザイン確定後にバリエーション展開、ロゴマニュアル、複数のロゴデータ形式を用意して納品する必要があります。
ロゴデザインはいかにコンセプトを表すデザインにするかが重要。だからアイデア出しはロゴデザインにとって大切なプロセスなんだ。
アイコンデザインのお仕事
アイコンデザインは企業や広告代理店の依頼を受け、システムのアイコン、製品のタッチパネルのアイコン、デジタルサイネージなどのアイコンなどUI/UXに関するアイコンをデザインします。
アイコンデザインは内容などを直感的に伝えるための図柄です。そのため、内容のどこを図案化して伝えるかがポイントとなり、さらにシンプルでなければなりません。また、言語を必要とせず内容を伝えるという意味では世界中の人でも理解できるデザインである事が望ましいです。
具体的な例として以下のような依頼が多いです。
- システムのUIアイコン
- ウェブサイトのアイコン
- モバイルアプリのアイコン
システムなどのアイコンデザインはICOファイルにしたり、256px・128px・64px・32px・16pxなど複数サイズで制作する必要もあり、さらに16pxアイコンはドットでデザインする必要があるので、ある程度知識が必要になります。
アイコンデザインは内容を絞ってシンプルに図柄を仕上げるという意外に難しいデザインなんです。
似顔絵キャラクターのお仕事
似顔絵キャラクターは企業や個人の方からの依頼を受け似顔絵キャラクターを制作します。
似顔絵キャラクターは個人をキャラクター化するもので、通常の似顔絵のように特徴をとらえて似せるというよりはディフォルメしてデザインするものです。
具体的な例として以下のような依頼が多いです。
- 企業の社員似顔絵キャラクター
- 個人事業の似顔絵キャラクター
- ブログなどのプロフィール
- SNSなどのナビゲーター
似顔絵キャラクターについては基本的にはキャラクターデザインと同じですが、個人をベースにデザインするので、性格や趣味なども盛り込んでディフォルメしたりもします。
似顔絵キャラクターは個人の方の依頼が多いですね。特に個人事業などのシンボルとして使用していただいています。
フリーランスのクリエイターのお仕事内容 まとめ
今回はフリーランスのお仕事について紹介してみました。
僕はキャラクターやイラストの依頼が多いですが、デザインやアイコンなどスキルをプラスして仕事の幅を広げています。今は動画などの需要からアニメーション用のイラストの依頼も多いので、動画スキルも身につけていきたいと思っています。
僕の仕事内容がフリーランスを目指す皆様のお役に立てたら嬉しいです。