フリーランス

僕が経験したフリーランスクリエイターの未払いトラブル!

フリーランスクリエイターの報酬未払いについて

フリーランスは全て自己責任

フリーランスクリエイターは企業に雇用されている会社員とは違い、全ての業務において自分自身で責任を取らなければなりません。極端なケースですが、自分が制作したものでお客様に損害を与えたりした場合は、その責任を追う事もあります。

もちろん制作費用の回収も自己責任

インターネットを通じて営業をしていると、いろいろなお客様から様々なお仕事の依頼を受けます。これはとてもありがたく、感謝するべき事なのですが、残念な事に納品したにも関わらず、費用の未払いをするお客様も稀にいらっしゃいます。
今回の未払い事例はフリーランスの方にこういったケースで未払いが起きたという僕の経験した失敗を共有したいと思います。あくまで僕個人の事例ですので、情報のひとつとして役立てていただければ幸いです。

僕が経験した3つの未払いトラブル

ここから僕が実際に経験した未払いトラブルを3つご紹介いたします。
また、以下3つのケースは全て少額案件です。少額だからといって未払いが許されるはずもないのですが、さすがに大きな案件の場合は事前のクライアント情報の収集電話での連絡費用の一部前払いの相談契約書の締結などできる事は全てやるべきだと思います。

ケース1 | 飲食プロデュース会社の場合


このケースはご依頼時から丁寧な対応で、事前にクライアント様のウェブサイトで会社概要などもチェックしていたので、安心して取引させていただいていました。最後に未払いになるとは全く思ってもいませんでした…。
制作内容は似顔絵イラストで、プロ野球選手2名の似顔絵イラスト全身にお弁当を持たせるというものでした。

※セリフ内容はざっくりですので、ご了承ください。

似顔絵イラスト2点完成したので、チェックをお願いいたします。
ありがとうございます。確認いたします。
修正ありますので、修正お願いいたします。
修正できましたので、お送りいたします。
〜1ヶ月後〜
お忙しいところ恐れ入りますが、進捗いかがでしょうか?
あと半月くらいで結果が出ますので、もう少々お待ちください。
〜半月後〜
連絡ないな〜、電話も出ないしウェブから問い合わせてみよう…。
あれ、ウェブサイトにアクセスできない…。会社名で検索っと…。あれ…。
….
….
スピーディに倒産してた….。

という事でなかなか連絡が取れなくなり、気になって会社名で検索したら帝国データバンクの倒産情報の企業一覧に思いっきり会社名を発見してしまいました…。

ケース2 | 芸能プロダクションの場合


このケースは芸能プロダクションを新規に立ち上げる案件で、そのマスコットキャラクターの制作依頼でした。メールのやり取りもスムーズでレスポンスも早かったので、特に怪しい要素もありませんでした。1週間くらいで納品を終え、芸能プロダクションのウェブサイトに制作したマスコットキャラクターも使用されているのを確認したので、あとは請求書送付だけの段階でした。

請求書をお送りいたしますので、ご確認ください。
ありがとうございます。確認いたしまして、月末にはお振り込みいたします。
〜月末以降〜
すみません。ご入金が確認できないので、再度請求書をご確認ください。
〜1週間後〜
すみません。ご連絡がないようなのですが….。

ここで、芸能プロダクションウェブサイトを訪れるとサイト削除され…メールの返信がない…電話番号が繋がらない…

….
….
あれ、逃げられた?….。

その後担当者の以前はあったはずのFacebookアカウントも削除されていました。このクライアント様に何があったかは不明ですが、費用の回収は難しいと判断しました。

ケース3 | 実は風俗店だった!?


僕はキャラクター・イラスト・グラフィックデザインなどをメインにデザイン業務を行っておりますが、基本的に風俗関係の案件はイメージの関係もあるので、お断りさせていただいております。しかしこのケースではクライアント様が実際には風俗店の店舗だったにも関わらず、通常の店舗だと素性を隠して依頼されてしまったケースです。依頼内容はお店のマスコットキャラクターで、初回の提案でOKをいただき、納品させていただきました。

納品データをお送りいたします。お店のPRにご活用ください。請求書もお送りいたします。
〜数週間後〜

まったく連絡がないので、メールではなく直接電話をかけますが、何回か切られてやっと相手が電話に出ます…。

はい?あ〜ぁキャラクターの人ね。請求書?見てないよ。また見とくよ。
請求書は送付済みですので、期限までにお支払いただければと思います。(…まじか〜もう嫌な予感しかしない…)
〜1ヶ月後〜
すみません。何度もお電話させていただいてるんですが、請求書の支払い期限が過ぎておりますので、早急にご対応ください!
えぇ?。キャラクターのデータもらってないよぉ。ていうかキャラクターデータ受け取ったパソコンが壊れたんだよねぇ。
(もう、言い訳がミラクルすぎる…。)
データは送付済みですし、制作したので費用はいただかないと困ります。場合によってはしかるべき対応を取らせていただきます!
はぁ?。じゃあデータ探しとくよ…。
お願いいたします。(これはダメだ…。時間がもったない…。)
〜1週間後〜
プルルルルルルルルルル……。プルルルルルルルルルル……。
おかけになった電話番号は現在使われておりません…
でしょうね〜〜〜!!

という事で内容証明とかも以前やった事があったので考えましたが、反社会的勢力の匂いもしたり、それに費やす時間も考慮してキッパリ諦めました。

以上が僕が体験した実際の未払いトラブルの事例になります。やはりこういった事態を避けるため、依頼を受けた時点でのクライアント情報の把握をできる限りする事が大切だと感じました。会社が急に倒産するというのは、内情が分からないためなかなか避けようのないものですが、ケース3は今思えば少し怪しい感じを受けたところもあったので、反省するべき点です。

それでも絶対お金を取り返してやる!という方は「内容証明郵便を送る」「少額訴訟裁判を起こす」「法テラスに無料電話相談」などアクションを起こしてみてはいかがでしょうか?確実に回収できる補償はありませんが、回収できる可能性はあるかと思います。
ちなみに僕はフリーランスになって10年なのですが、この10年間で未払いは上記3ケースのみです。この数字が多いのか、少ないのかは分かりませんが、個人的にはそんなものかな…とも思います。

いちフリーランスクリエイターの未払いトラブル事例でしたが、皆様の情報としてお役に立てれば幸いです。

おまけ

この記事で制作したイラストの線画から着色のメイキング動画を撮りましたので、あまり役に立たないとは思いますが、初心者の方への参考になれば幸いです。

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