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クリエイターにとって著作権とは?
イラストレーターやデザイナーなどのクリエイターは、著作権についてしっかりと理解しておかなければなりません。
自分の作品がどういった経緯で依頼されたか、どのような目的に利用されるのか、誰に著作権が帰属するのかなど明示した文章があれば、安心してクライアントと仕事ができます。
また、仕事をしていると制作物の著作権についてクライアントと契約書を交わすということはよくあると思います。その場合、クライアント側から提供される著作権契約書の書式である場合も多いですが、自分で著作権契約書を用意しなければならない場合もあると思います。
今回紹介するこのサービスを使えば質問形式で5分で著作権契約書が作成できてしまいます。
この著作権契約書作成支援システムが生成するのはあくまで契約書案です。実際に契約書を使用する場合は内容を確認した上で、自身で必要に応じて修正などをし自己責任で利用してください。
文化庁が提供する著作権契約書作成支援システム
このサービスは文化庁が提供しているサービスであくまで著作権契約書の「雛型(ひながた)」として利用してもらうことを前提としたサービスです。
契約書は目的を決めて作成する物ですので、より効果を高めたりトラブルに対応するためには弁護士や行政書士にお願いするのがいいでしょう。何より契約書の作成者が弁護士や行政書士であることが大きいと言えます。
また「誰でもできる著作権契約」や「契約書マニュアル」など著作権契約書の作成に必要な情報なども提供していますので、ぜひ読んでおきましょう。
このシステムで生成された著作権契約書案は自由に改変して使用することができ、著作権契約書案の著作権も主張しないようです。
まずは著作権契約書の雛形を作成してみよう!
著作権契約書作成にあたり、まず「雛形」を作成ます。雛形作成は簡単5ステップ!
【ステップ1】雛形選択をはじめる
トップページ下部にある「契約書ひな型選択をはじめる」をクリック。
【ステップ2】権利者か利用者かを選択
クリエイターかクリエイターと契約したい人どちらか当てはまる方をクリック。
【ステップ3】著作物を選択
どういった著作物のクリエイターかをクリック。
【ステップ4】依頼された内容を選択
どういった依頼内容かをクリック。
【ステップ5】内容を確認して雛形の完成!
選んだ選択肢が表示され、自分に必要な契約書が青文字のリンクで表示されるので、クリックします。
内容を確認して「進む」をクリックして雛形の完成です!
必要項目を入力する
雛形が作成できたら、自分に当てはまる6つの必要事項を入力して著作権契約書を完成させてください。
- 依頼内容
- 著作権の帰属
- 利用目的
- 氏名表示
- 対価
- 当事者
上記をクリックすると入力フォームがスライドで表示されますので、それぞれ入力していきましょう。
最後に「入力確認」をクリックすると完成した著作権契約書が表示されます。
無料で著作権契約書が完成!
著作権契約書が表示されたら、内容を確認して完成です!
最後に「完成・ダウンロード」をクリックするとワード形式の書類でダウンロードされます!
著作権契約書作成が無料 まとめ
今回は無料で作成できる著作権契約書作成支援システムをご紹介しました。
この著作権契約書作成支援システムを使うと著作権の契約に知識がなくても著作権契約書を簡単に作成することができます。
なお、大規模な案件・複雑な契約内容があるなどで心配な場合は、弁護士や行政書士にお願いして作成してもらうのがいいかと思います。