Illustrator

Illustrator全ツールパネル解説【1】 〜選択ツール〜

ツールパネルは一番よく使うパネル

今回からAdobe Illustratorの操作の基本となるツールが集約された「ツールパネル」について詳しく解説していきます。「ツールパネル」は初期設定ならillustratorを起動すると、一番左にある縦に長いパネルの事です。Illustratorのワークスペースは「レイヤーパネル」「文字パネル」など、様々な「パネル」から構成されていますが、この中で最も重要なのが、「ツールパネル」といえます。
初心者の方はこの「ツールパネル」を理解して使いこなす事で、一気に上達ができますので、是非覚えておきましょう。
※本チュートリアルはCC2018を使用しています。

ペンくん
ペンくん
僕、初心者なので、解説よろしくお願いします!illustratorはインストールしたけど、ツールの使い方が全く分かりません…。
イラレ博士
イラレ博士
初めまして、ペンくん。Illustratorはプロも使うソフトで難しいと思うかもしれないけど、使い方のポイントを押さえれば誰でもカンタンに使えるから少しづつ学んでいこう!
ペンくん
ペンくん
じゃあ、お願いしゃーす!
イラレ博士
イラレ博士
か、軽いね…。さて、今回は「選択ツール」。Illustratorの基本にして奥の深いツールなので、是非マスターしよう!

選択ツールの使い方

「選択ツール」はオブジェクト全体を選択するツールです。Illustratorではオブジェクトを選択する事で、移動、色の指定、効果などを適用できます。また、「選択ツール」は単にクリックで選択も可能ですが、ドラッグ&ドロップで任意の範囲をまとめて選択する事も可能です。
ちなみに選択した状態のオブジェクトは「バウンディングボックス」と呼ばれるボックスが表示されています。この「バウンディングボックス」を利用すればツールを持ち替える事なく、拡大・縮小や回転、図形によってはさらに変形などが簡単にできてしまいます。

オブジェクトとは

オブジェクトはIllustratorで作成された図形や線、イラストなどの総称です。以下の場合でいうと、スターツールで作成された星型の図形のことです。

ペンくん
ペンくん
これはカンタン!クリックやドラッグで選択するんだね!
イラレ博士
イラレ博士
そう。しかも選択した状態でカーソルの位置を変えればそのまま拡大・縮小や回転もできるんだ。

オブジェクトを選択した状態で、「選択ツール」をダブルクリックするとなんと「移動」ダイアログから数値入力で正確な移動や回転ができます。「移動」ダイアログは、オブジェクトを選択して「return/enter」キーからでも可能です。

イラレ博士
イラレ博士
それから、option/Alt+「選択ツール」でドラッグ&ドロップするとカンタンにコピーができるんだ。これはとてもよく使うショートカットだから是非覚えておいてね。
ペンくん
ペンくん
おお!これは便利ですね!
ペンくん
ペンくん
図形によっていろいろな変形ができるんだね。
イラレ博士
イラレ博士
そう。図形のバウンディングボックスにはツールを持ち替えずいろいろな変形ができるからどんどん試していこう!詳しくは動画を参照してね。

選択ツールまとめ

今回はツールパネルの「選択ツール」をご紹介いたしました。Illustratorの基本ツールですが、いろいろな変形もできる奥の深いツールです。Illustratorはバージョンアップごとにこういった「選択ツール」で出来ることが増えてきていますので、今後もバウンディングボックスに小さいアイコンを見つけたら、是非試してみましょう!

次回は「ダイレクト選択ツール」を解説します!

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