スタンプの内容を決めて描いていこう!
LINEスタンプ制作は今回が初めてですのであまりクセのない、日常で使いやすいスタンプを目指します。
このステップがスタンプ制作で一番時間を費やすかと思います。キャラクターに合わせた世界観やセリフ、挙動、表情など細かく決めていきます。
40個あるので、ペルソナを設定し、日常を追いかけるのも面白いですが利用が限定される場合もありますので、今回はあくまであいさつや日常コミュニケーションでも使用頻度の高そうな、かつ万人向けで使いやすいスタンプにします。
※今回はキャラクターデザイン→スタンプ内容と制作しましたが、逆で制作する場合も全然ありですね。
スタンプのデータ制作について
基本的にイラストレーターで制作するので、あらかじめ表情の基本セットを考え、シチュエーションに応じて個々に制作していきます。
やはりデータで制作するメリットはパーツの組み合わせ等でスピーディーに制作できる事と、40点も制作するので、表情コントロールがしやすい等が挙げられます。手描きならではの質感や表現も捨て難いですが、私個人が綺麗なラインがとても好きなのです…。
ただ、パーツをそのまま使い回すやポーズなどに動きがなければ物足りないスタンプになってしまいますので、あくまで1点1点丁寧に制作しましょう。
スタンプの文字について
スタンプに挨拶の文字やセリフなどを入れる場合、フォント等の著作権を必ず確認してください。最近は「M+」や「IPA」など基本的に商用利用可能なフォントが多く配布されていますので、ライセンス条件を確認し、使用するのもいいかと思います。しかしながら、スタンプの文字やセリフは場合によってはフォントを利用する事で抑揚がなかったり、物足りなさを感じさせる場合がありますので、今回はキャラクターの世界観もあるので、ペンツールでオリジナル文字を制作しました。
次回はイラストレーターを使った画像の書き出しからアップロードまでを進めていこうと思います。
完成スタンプはこちら