キャラクター

【キャラクター制作のコツ】知識ゼロからキャラクター制作するポイント

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キャラクターの効果

まずはキャラクターの効果について理解しておきましょう。キャラクターには主に「認知効果」「販売促進効果」「イメージアップ効果」「ターゲット効果」などがあり、多くの人またはターゲットを絞ってイメージ的にPRする事ができます。

こういった効果を利用し、キャラクターを使ってマーケティングすることで企業と顧客との架け橋の役割になったり、商品・サービスを想起させる存在として活用されることが期待できます。

認知効果

広告表現などにキャラクターを活用する事で、サービス・商品の認知を高めます

販売促進効果

キャンペーンやイベントにキャラクター価値を活用する事で、販促効果の推進力となります。

イメージアップ効果

商品やサービスの既存イメージをキャラクターを活用して、より良いイメージを付与できます。

ターゲット効果

広告表現などにキャラクターを活用して、絞り込んだターゲットに訴求できます。

このようにキャラクターにはいろいろな効果があり、その効果を理解した上でデザインする事が大切です。

キャラクターを考える時はキャラクターの大きな役目である印象に残るキャラクターをつくることが大切だよ。

キャラクターデザインに必要な要素

キャラクターデザインは様々な要素から成り立っています。キャラクターは個性であり一つの存在です。よってキャラクターをつくるにはコンセプトテーマ)・性格職業ストーリー・世界観などの要素が必要となります。

例えば僕が企業などからキャラクター制作の依頼を受ける場合には、上記のような要素を提供してもらいキャラクターを制作します。また、企業などがキャラクターに求めるものを事前にしっかり聞いておくことも大切です。

コンセプトのないキャラクターはメッセージ性アピール力がなくなります。

キャラクターをデザインする

キャラクターデザインは先程のコンセプトなどから発想を広げてアイデアを出していきましょう。コンセプトを表現できるようなキャラクターを考えることが重要です。

デザイン要素からの発想

発想はモノ(商品・サービス)を擬人化したり、モノとモノを合成したりなど、最終的に個性や存在感のあるキャラクターになるよう心がけましょう。

今回は事例として以下のクライアントからキャラクター制作依頼があったとします。

クライアント:オフィスや店舗の内装工事会社のキャラクター
  • コンセプト:親切・丁寧がモットー
  • 性 格:優しくて癒される
  • 職 業:当社の従業員
  • ストーリー:新入社員で希望と夢をもって仕事に取り組んでいる
  • 補足情報:社長が犬好き

この事例はクライアントからの要望が具体的ですので、比較的デザインしやすい事例です。デザインするにあたり、以下のように発想を広げました。

  • 親切・丁寧がモットー → 優しい表情にする
  • 優しくて癒される → 2頭身でかわいいフォルムにする
  • 当社の従業員 → 服装を作業着にする
  • 希望と夢をもって仕事に取り組んでいる → 元気で明るい印象配色を暖色系
  • 社長が犬好き → 誠実そうなイメージの柴犬にする

上記からイメージしたラフデザインは以下になります。この時にキャラクターの職業を表すアイテムなどもラフに入れておくと、よりキャラクターの内面を表現できます。

上記の事例はクライアントからもらったキャラクターの要素から導き出したデザインですので、ある程度は具現化できていると思います。あくまでこれは1案ですので、実際の案件になると1つの依頼で少なくても2案、多い場合は5案以上提案します。

ラフだから、気軽にどんなアイデアでも描き出してみよう!

キャラクターデザインの制作

デザインについてはキャラクターをデータ化できれば問題はありません。キャラクターは様々なメディア・場所で使用されるという前提があるからです。

デザインの大切なポイントはキャラクターイラストが上手く描けるというよりも、コンセプトを表現したオリジナリティのあるキャラクターであるかがポイントです。

制作ツールは以下がオススメです。

Adobe Illustrator

ベクターという拡大・縮小しても劣化しないデータでイラストが描ける。シンプルなイラストから複雑なイラストまで対応。

Adobe Photoshop

ラスターというピクセルで多様なブラシを駆使してイラストが描けるソフト。画像処理もプロ並みで、厚塗りイラストなども得意。

CLIP STUDIO PAINT

漫画制作もできるソフト。多様なブラシや線画・着色する際に便利な機能が数多く搭載されています。

Affinity Designer

多機能グラフィック制作ソフト。マルチデバイスでどんな環境でもイラスト制作ができる。

Adobe Fresco(タブレット用)

IllustratorとPhotoshopの中間のようなソフト。機能は全体的に少ないが、ライブブラシなど独自ブラシもあり。iOS・Windows対応。

Procreate(タブレット用)

超シンプルなUIでブラシも豊富。iOS対応。

アイビスペイント(タブレット用)

無料版ながら結構使えるソフト。タブレットで絵を描くならここから始めてみてもいいかも。iOS・Android対応。

僕のキャラクターデザインは100%Illustratorなんだ。拡大しても劣化しないし、データが軽い、そしてクライアントに企業様や制作会社様が多いから、単純にシェアの多いデザインツールは汎用性があって便利なんだ。

キャラクターポーズを展開する

キャラクターデザインが決まったら、いろいろなポーズを展開してみましょう。キャラクターがアクションをすることで性格・感情などを豊かに表現することができます。

場合によってはセリフなども加えるとより、キャラクターの個性を表現できるでしょう。

ポーズが加わると一気にキャラクターの魅力が増しますね!

キャラクターのデザインチェック

キャラクターが完成したら、デザインチェックをしてみましょう。

例えばキャラクターを通して伝えたいメッセージ・訴求したい内容が伝わるデザインになっているか?イメージアップや効果的なアプローチができているかなど単純に可愛いだけでなく、キャラクターの持つイメージが的確かどうかも大事になります。

この辺は難しく考えないで、コンセプトがしっかりと表現できているかチェックしよう。

知識ゼロからキャラクター制作するポイントのまとめ

今回はキャラクターデザインに必要なポイントとコツを簡単にまとめてみました。

現在では日常にキャラクターキャラクターグッズがあふれています。キャラクターはビジネスのマーケティングに使えたり商品のPRにも活用されていますが、人の心を癒したり幸せにできるチカラも持っています。

皆様もぜひキャラクターデザインにチャレンジして世界に一つだけのオリジナルキャラクターを制作してみてください!

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